JESD 日本うつ病就労移行支援協会

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2018-10-29

発達障害(神経発達症)って何だろう?セミナーで最新の情報を仕入れてきました!

皆さんこんにちは!JESD蒲田の藤本です。

 

かなり涼しくなってきましたね!朝なんて寒いくらいです。皆さん風邪などひいていらっしゃらないでしょうか?

 

朝夕の寒暖差が激しい季節ですので、どうぞお気を付けください。

 

 

 

さて、今回は発達障害の研修「基本から学ぶ発達障害(神経発達症)~病気?個性?どちらも違います~」のお話をしたいと思います。

 

実は日程的に台風が来る直前だったので、電車が止まらないか冷や冷やしながらの講習でしたが、無事受けることができました!

 

もともと小児科医をしており、以前は筑波大学、現在は白百合女子大学で教授をなさっている宮本信也先生の講義で、大変興味深い講義でした。

 

主に子どもを対象とした講義でしたが、とても参考になりましたよ!

 

全部をお伝えすることはできませんが、支援に活かせる!と思った部分をご紹介したいと思います。

 

発達障害は「障害」じゃない。ましてや「疾患」でもない

 

「障害」という言葉には、目が見えない、耳が聞こえない、歩けないなど、その状態が永遠に続くという意味があります。

 

ところで、発達障害の中で、例えば学習障害について考えてみると、400年前に学習障害って存在したでしょうか?

 

今は学校があるので、人間が作り上げた読み書きや算数ができないことが問題になってきますが、400年もさかのぼれば、字が読めない・計算ができないことはそれほど不便な時代ではありませんでした。

 

読み書きができて当たり前の社会だから問題となる、それが学習障害です。

 

社会によって、時代によって、大きく基準が変わったために現れる問題は、目が見えない・耳が聞こえないといった社会の状態にかかわらず普遍的に生じる障害とは一線を画していると言えます。

 

また、肺炎や胃癌などの疾患も、時代に関らず存在するものです。

 

そう考えると、達障害とは、社会との関りによって変わっていく、「障害」でも「疾患」でもないものだということがわかると思います。

 

遺伝するのは「発達障害」でなく「非定型発達特性」。

 

発達障害は遺伝する、と言われることがありますが、正確には「非定型発達特性」という、「いわゆる普通の人(=定型発達の方)」とは少し違う特性が遺伝している、のです。

 

「不注意」「多動」「衝動性」「話が通じにくい」「しつこい」などの特徴がばらばらに伝わります。

 

これらの特徴をセットで持っていて、その特徴のために「適応行動の問題」が発生しているという状態が「発達障害」と診断されます。

 

適応行動の問題って何?「発達障害」の状態から脱却することができる!?

 

社会とうまく関わるために必要なスキルを「適応スキル」といいます。

 

適応スキルの中身は、言葉の理解や使用・文字の読み書き・計算などに関する「概念的スキル」、対人関係の構築や維持などに関する「社会的スキル」、食事や着替えなど自立して生活を送るための「実用的スキル」があります。

 

これらのスキルの習得がうまく行かず、問題が生じている状態を「適応行動の問題がある」といいます。

 

非定型発達特性が障害なのではなく、適応行動の問題が障害なのです。

 

逆に、非定型発達特性を持っていても、適応行動に問題がなくなれば、もはやその状態は「発達障害」ではなく「ちょっと変わった人」

 

「発達障害」については障害の状態を変えることができる。そこが、医療や福祉の仕事に携わる者の支援のしどころなのだそうです。

 

自閉症スペクトラムってどんな状態?ADHDの子どもにどう対処すればいい?など、具体的なお話が満載!

 

自閉症スペクトラムの子どもの特徴って?

 

本当に自閉症の子供は人の気持ちがわからないのか?

 

なぜ自閉症の子どもと会話が噛み合わないのか?

 

感覚過敏はどうして起こるのか?

 

ADHDの子どもが我慢ができないのはなぜ?

 

非定型発達特性を持つ子どもにどう対処すればいい?

 

などなど、小児精神科医としての豊富な経験と、研究室での研究の成果とに裏打ちされた、最新の情報を提供してくださいました!

 

就労移行支援の対象は大人ではありますが、もちろんのこと子どもと同じ特徴を持っているので、支援にどんどん生かしていきますよ!!

 

子どもたちは誰でも、将来のためでなく、今日、今を幸せに過ごす権利がある。

 

 

今回の講義で最も感銘を受けたのは、講義の最後のこの言葉でした。

 

「支援」の基本姿勢は、大人がそうなって欲しいから「これができればいい」ではなく、それができれば、子どもが嬉しいだろう、楽しいだろう、満足だろう、だから手助けをする。

 

そういう姿勢が大切なのではと、宮本先生は言います。

 

1日が終わるとき、子どもが「今日は楽しかった」と言える日を1日でも多くしてあげることが、私たちが本当に心がけることではないか。

 

そう提言されて、講義を締めくくられました。

 

支援は、支援する側の押し付けではいけないと、この仕事を始めるにあたり繰り返し聞きましたが、その精神の「真髄」を見せていただいたような気持ちです。

 

仕事だけでなく、人生において、とても大切なことを教えていただきました。

 

宮本先生、ありがとうございます。

 

 

 

このように、JESDでは日々最新の情報を仕入れ、研鑽を積みながら支援にあたっております。

 

興味を持っていただけた方は、是非ご連絡を!

 

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