JESD 日本うつ病就労移行支援協会

『フォロワーシップ』という言葉をご存知ですか?今回のビジネスマナー講座では、フォロワーシップを通して「職場の戦力になり仕事で確実な成果をあげるには何が必要か」について考えました!

2018-07-12

ビジネスマナー講座『仕事に対するフォロワーシップ』

こんにちは!JESD(ジェスド)新横浜の就労継続支援A型で働いている市川です!

気候はすっかり夏。まさかこんなに早く梅雨明けを迎えるとは…読者の皆さまも驚いたのではないでしょうか。

しかしこればかりは、人間の力ではどうにもなりませんね。夏を受け入れるしかありません(熱中症や脱水症状に気を付けましょう!)

JESD新横浜事業所の見晴らしの良い大きな窓の外には、夏の空が広がっています。

すごく暑そう…。

しかし湘南で育った私は「夏!ビーチ!最高─ッ!」とテンションが少し上がっているのも事実でして…。学生のような夏休みはありませんが、子どもの頃に感じた「夏だ~!イエーイ!」という気持ちはこれからも大切にしたいと思っています(*’▽’)

 

さてさて、今回も講座の記事を担当させていただくことになりました!

ビジネスマナー講座『仕事に対するフォロワーシップ』(講師:岡村支援員)

講座の目的は『就職後に戦力になるために必要な考え方を身に付けよう!』

もちろん私も受講したのですが、ずばり「どのような意識を持つことが良い仕事につながるのか」という、就職の一歩先を見据えた内容でした。

 

指示された業務をこなすのは仕事の基本ですよね。そこからさらに一歩踏み込み、

「自分の強みを活かして成果を上げる」「職場の戦力になる」というのは、自尊心やクオリティー・オブ・ライフ(生活の質)にも繋がる大切なことです。

そこで登場するのが『フォロワーシップ』というわけですね。

さっそく内容に入っていきましょう!

↑岡村支援員(右)と井上支援員(左)^^

 

フォロワーシップとは?

まず岡村支援員から「フォロワーシップとは、なんだと思いますか?どんなイメージでしょう?」と直球の問いかけがありました。

頭の上に「?」が浮かぶ私たち。

しかしそんな中でも「フォローという言葉がキーポイントでは…?」と、まずはフワッとしたイメージが出てきました。そして配布資料を読み進めると「リーダーシップ」という言葉の説明が…!

“シップ”という箇所が共通している2つの言葉。どうやら関連性があるようです。

両方とも英語なので、ちょっと日本語に訳してみましょう!

・Leader(リーダー)…指導者、主導者

・Follower(フォロワー)…従者、家来、手下、子分

直訳なので仕方がないのですが、家来や手下という言葉はどうも嫌なイメージですねぇ(^^;)

双方の後ろに付いているシップは、Ship…「船」という意味なのですが、名詞とセットになることで状態、職、身分などを表す言葉になるのです。

 

しっくりくるように改めて訳すと、

・リーダーシップ…指揮をとってチームを導いていくこと。

・フォロワーシップ…リーダーやチームを支えること。

といったところでしょうか。両方とも立場ではなく、行動を表しているところがポイントです。例えば、フォロワーがリーダーシップ(チームを引っ張る行動)をとり、リーダーがフォロワーシップ(チームを支えること)をとるパターンもあるということです。わかりやすく絵にしてみましょう!

フォロワーシップのイメージ、そしてリーダーシップとの違いについて、お分かりいただけたでしょうか?

 

フォロワーには4つのタイプ

フォロワーには4つのタイプがあります。

それぞれのタイプは「支援する力と批判できる力がどれほどあるか・ないか」という基準によって分けられます。これも図を見たほうが分かりやすいと思うので、掲載しますね。岡村支援員が作成したスライドを模倣させていただきます。

縦軸が上に行くほど協力的、横軸が右に行くほど批判的となっています。

批判的という言葉にネガティブな印象を抱く方もいると思いますが、リーダーに対して「それは違いませんか?」「もっとこうしたほうが良いと思います」など、仕事の質を高めるために積極的に異議を唱えたり、軌道修正をしたり、改善策を提案したりできる人は大きな戦力ですよね。そういった点で、図の右上の『パートナー』に分類されるフォロワーは『リーダーの真のパートナー』と言われています。

他の3つのタイプは以下のような存在と言われています。

・個人主義者…自分の意見や批判ははっきり主張するが、協調性がない。そのため、自分も批判を受けやすい。

・実行者…職務はしっかりこなすが、リーダーに対して警告をしない。

・従属者…給与以上の働きをしない。予備の人手。

 

「あ、自分はこのタイプだ…」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

【パートナー=最強のフォロワー】のような構図になっていますが、全員がパートナーを目指すべきということではありません。大事なのは、今の自分はどのタイプに当てはまるのかを自覚して、これからどうなりたいか、そのために欠けている要素は何かを考えたり意識したりすることです。

中には「自分は従属者でも良い」「いろいろな要因で今は従属者にならざるを得ない」という方もいるでしょう。同じ職場に勤めていてもそれぞれの生活スタイルや考え方は違いますからね。しかし、従属者タイプでいる限り、仕事における成長や組織への貢献は難しいということを意識してほしいと思います。

 

リーダーと対等である自覚

前の項目で「必ずしも理想的なフォロワーになる必要はない」という旨を記述しましたが、講座の目的は『戦力になるために必要な考え方を身に着ける』なので、ここからは理想的なフォロワーになるためには何が必要かについて言及していこうと思います。

またもや突然の問いかけですが「リーダー」に対してどのようなイメージを持ちますか?

選ばれた人・年長者・裕福・高い地位にいる・会社の所有者…

漠然と「偉い人」というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。そのような立場の人を相手にしたとき「こんな人に偉そうなことは言えない」と思って委縮してしまう方は少なくないと思います。何を隠そう、私もそういう思考に陥ることがあります。

そして…理想的なフォロワーの条件に「批判的」という言葉が登場していましたね。上記のようなイメージを持っているとリーダーに意見するのはちょっと勇気が必要です(^^;)

しかしあまりにも委縮してしまうと、せっかくの意見や気づきを軽視してしまい、提言せずに終わってしまう可能性が高くなります。非常に勿体ないことです。

それを回避するには「自分はリーダーと対等である」という自覚が必要です。立場や経験に差があっても、仕事のクオリティーを高めるという目的が共通していれば、その点においては対等なはず…!

 

意見や提案をするというハードルを低くするには、ちょっとした休憩時間に仕事以外の話をするのも良いですね。趣味や好きな食べ物の話、休日の過ごし方などなど。リーダーのひととなりを知ることで、それをきっかけに仕事上でのコミュニケーションが円滑になっていくケースもあります(一例です)。

 

成果の最大化を図る…!

仕事をする以上は何かしらの成果を上げる必要があります。資料を作る、商品の宣伝をする、時間内に仕事を完了させる…成果といってもいろいろありますよね。

ここで、あえて厳しいことを書きます(皆さまの心の声:えぇ~~…)

与えられた業務を完了させるのは、(理不尽な内容や業務量でなければ)ごく当たり前のことです。それと引き換えに賃金を得ているのですからね。

しかし『職場の戦力になる=質の高い仕事をする』『当たり前を超えた成果を上げる』ためには、自己研鑽が不可欠です。

「自分には無理…」「この業務は苦手だし…」と遠ざかっていては、大きな成果には繋がりません。フォロワーのタイプで言うところの『従属者』ですよね。

もし改善したい場合はどうしたら良いでしょう?例えば…

・興味のある事以外にも目を向ける。

・研修を受ける。本を読む。

・周囲を見てみる。教えてもらう。

・実践してみる。などなど…

 

つまり「無理!」と決めつけずに対策をして、実践していくことが大切です。

簡単なことではありませんが、実践を経て獲得した経験や知識を仕事に活かし、評価してもらえるというのは大きな達成感・充実感・自信につながります(私も現在、それを実感しながら業務にあたっています)。

そして能力が認められるということは、取り組める仕事の幅が広がるということです。これは新たな活躍のチャンス…!

『職場の戦力になる』『良い仕事をする』という視点で考えると、チャンスは自分で取りにいくものです。スキルは「アピールしてなんぼ!」です。

自分の強みを自分で理解しているか?今の自分を100%活かせているか?それを考えてみるのはとても大切なことですね(自己分析は就職活動にも活かせますよね!)

 

保育士市川の実体験^^

ちょっと厳しい内容が続きましたので、「成果の最大化」に関係する私の実体験を書こうと思います^^

私の前職は保育士だったのですが、あれはまだ保育士になりたての頃…。

当時担当した子どもたちはちょうど反抗期の真っ盛り。給食を食べるのも「いや!」、着替えをするのも「いや!」、口を開けばすぐに「やだ~~!」

子どもたちに振り回されてボロボロの市川先生。しかし先輩の先生たちはちょっと違いました。イヤイヤに悩むことはあっても振り回されず、しっかりと子どもたちを導いていたのです。しかも楽しそうに…。

 

そこで(周りの先生からのアドバイスもあり)先輩の「技」を見て真似してみることにしました。はじめは緊張しましたが、何度もトライしているうちに手応えを感じ、先輩ほどスムーズではなくとも、ちょっぴり楽しみながらイヤイヤに対応できることが増えてきました。そして、先輩の技に自分のオリジナリティを加えた方法で子どもたちが笑顔を見せてくれたとき…あの手応えと感動は忘れられません。

周りの先生たちからも「市川先生のそれ、面白いね!私にも教えてよ!」と言われ、仕事への自信やモチベーションの向上に結び付きました。

さらに、上司にスキルを認めてもらえたことで「次のこの企画、担当してくれない?」と声がかかるようになりました。

 

たとえ難しくても対策を考えて実践し、身に付けたスキルをアピールして、成果や新たな仕事に繋げる…前述したことを知らず知らずのうちに体験していたのですね。

成果の最大化を図ることは簡単なことではありませんが、十分に実現可能であると、私の実体験をもって皆さまにお伝えしたいです。

(たくさんイヤイヤしてくれた大好きな教え子たち、ありがとう!)

 

自分の「強み」を自覚しよう!

講座のラストは「自分の強みを5つ考えてみよう」というワークでした。

強み…長所や得意分野、特技などに言い換えて考えてみても良いと思います。

自分の「強み」を明確に認識することで、自分自身を成長させることができます。そして認識を通して「強み」をさらに強化することも可能です。

即ちこのワークは、仕事で一定の成果を上げることやスキルアップに直結しているわけですね。

もちろん、職場でどのような存在になりたいかは個人の自由です。「チャンスがあれば活躍してみたい!」「自分は従属者のままで構わないよ」人それぞれのスタイルがあります。「スキルアップや大きな成果なんて興味ない」そう考える人もいると思います。

でも「この人と一緒に仕事をしたい」と思われるのはとても光栄なことですし、個人の意見で恐縮ですが、私は向上心を持って活き活きと仕事をしている人に憧れます。そして、ぜひ一緒に仕事をしたいと思います。なぜなら、お互いに刺激を受けることでスキルアップやモチベーションの維持、成果の最大化につながるという大きなメリットがあるからです。プライベートや経済面でも良い影響を受ける可能性があります。

加えて、ワクワクドキドキしながら仕事に取り組むことができます。

ちなみに私が認識している自分の強み…5つ書き出してみたのですが、JESD新横浜スタッフの皆さんが「私が自覚していなかった強み」をたくさん加筆してくれました!嬉しい気持ちと同時に「あ、これって強みだったのか」という気づきもありました。自分ひとりではなかなか思いつかない場合は、周りの人に聞いてみるのも良いですね!

 

この講座(記事)を通して、自分はどうなりたいのか、どんな強みを持っているのかを考える機会にしてみるのはいかがでしょうか?

 

 

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