JESD 日本うつ病就労移行支援協会

福祉の事業所でよく聞く「個別支援計画書」って何なんだろう?

2018-04-11

個別支援計画書をみれば事業所の善し悪しがみえてくる?

JESD杉田(ジェスドスギタ)、サービス管理責任者の宇都木(ウツギ)です。

 

もう4月になりましたが、まだまだ冷えますね。

なかなか暖房器具がしまえない方も多いのではないでしょうか?

私もストーブをしまうタイミングを完全に見失っています(>_<)

早く暖かくなることを祈るばかりです。:;(∩´﹏`∩);:

 

今回は就労移行支援サービスでは欠かす事の出来ない「個別支援計画書」について皆様にご紹介をさせて頂きます。

 

個別支援計画書ってどんな書類?

さて突然ですが、私たちの事業所は就労移行支援というサービスを対象の方に提供しています。

対象の方というのは18歳~65歳までの何らかの障がいを持ち就労意欲はあるが、一人では就労ができない方です。

そんな方に向けてサービスを提供していますが、当然そこには費用が発生しますので契約が必要になります。

契約をするにはどんなサービスを行うのか、具体的に書面にして契約者に了承をいただく事が必要になってきます。

そこで登場するのが「個別支援計画書」という書類です。

 

 

移行支援の利用資格がある方には、この書類と事業所の契約書にサインと捺印をして、初めて利用開始となります。

実際に行うとそこまで大変ではありませんが、文字にするとややこしく思えてしまいます。

 

そんなとても大事な「個別支援計画書」ですが、どのように作られていくのかをこれからご説明いたします。

また現在、すでに就労移行支援に通っている方はご自分の個別支援計画書を見て頂いて、それがしっかりと事業所で行われているか確認してみてください。

 

個別支援計画の作り方

〇利用者と関連機関から情報を収集する。

〇収集した情報をもとに利用者が事業者に求める事を明確にして支援内容を提案する。

〇事業所で会議を行い適正な計画書になっているかを議論する。

〇利用者に説明をして了承をもらう。

こんな流れが一般的です。

必要に応じて利用者の支援を行っている人やご家族ともお話をしたりする事もあります。

一つ一つの工程を解説いたします。

 

利用者や関連機関から情報を収取する

利用を考えている方から、細かな情報をお伺いします。

例えば、

「どんな仕事に就きたいか?」

「今までどんな仕事をしていたのか?」

「どのくらいの収入がほしいか?」

「持っている資格?」

「興味のある資格」

「就労にあたり不安な事?」

「生活面での事?」

「現在の収入の事?」・・・

ここにはすべて書ききれませんが、たくさんの事をお伺いします。

細かくお伺いをしないと、良いサービス計画書は作れないと考えています。

 

ただ多くのことを利用者の方にお話をしてもらうということは、利用者の方にも相当な負担や労力がかかる事は承知しています。

そのため、一度に全部をお話して頂くことはしておりません。

利用者の方によっては、病気の原因や背景が、かなりプライベートな内容に関係しているケースもありますので、会って間もない支援員にそこまで深い話をできないという方もいらっしゃるのは当然だと考えています、

ですから最初は話せる範囲でお話をして頂き、徐々にお互いの理解を深めてより良いサービス計画書を作り具体的な支援にあたっていくというサイクルを、その方が支援事業所にを利用されている間は続けていきます。

私たちは、この利用者情報収集と検討を行う事、そしてこの計画が利用者の方のニーズやお考えにしっかり沿って具体的なプログラムや目標に落とし込まれいることが重要だと考えております。

まさにこの部分が支援機関の「肝」となる部分で、この考え方がしっかりしている事業所とそうでない事業所では、提供するサービスには大きく差が出てくると考えています。

JESDではしっかりと情報収集分析を行う事を心がけ、またそのための支援員の教育にも力を入れています。

収集した情報をもとに利用者が事業所に求める事を明確にして支援内容を提案する。

利用者から頂いた貴重な情報を分析して、サービス内容を思案します。

提案できるサービスの質や種類が事業所の質にそのまま影響をしてくると考えています。

JESDではより多く質の高い支援が行えるように、各種関連機関や就労先の企業と連携をしています。

これは自分たちの事業所だけで行えるサービスばかりに目を向けてしまうと、偏ったサービスしかできなくなると考えているからです。

そうならないように様々な機関から情報を得たり、ノウハウを学び、それを利用者の支援プログラムの質の向上に努めています。

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事業所で会議を行い適正な計画書になっているかを議論する。

サービス計画書が適切かどうか、利用者が事業所に求めている事に合ったサービスが提供されるか?などを事業所の会議は、支援員全員で議論を行います。

場合によっては利用者の関わっている支援者の方と利用者自身も交えて行う事もあります。

作成はサービス管理責任者が行いますが、ここもできるだけ多くの目線で確認したほうが良いと考えています。

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利用者に説明をして了承を得る

この部分は意外と見落とされていることが多いのですが、実は一番大事な部分になります。

しっかりと利用者が理解できる様に、私たち支援員は分かりやすく説明を行い、書類を見たときに、この事業所や支援員がこれからどんなサービスを自分自身に提供して、どのような目標に向かって支援をしていくのかが計画書には記載されているはずです。

もちろん、わかりにくい専門用語や表現がないように、場合によっては絵や図を使うなど、利用者の方にわかりやすいように説明する事が大切だと考えています。

すでに事業所を利用されている方、またはこれから事業所を利用しようと考えている方は、この説明を受けた時にはご納得できないままサインをしないでください。

個別支援計画書は皆様の権利を守るものだと考えています。

ぜひこれから利用を考えているかたは契約の際にしっかりとチェックをしてみてはいかがでしょうか?

またご相談も承っておりますので気になる事がある方は045-773-7747までご連絡ください。

 

JESD杉田では見学・体験を承っておりますので
まずはお気軽にご相談にお越しください。

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