JESD 日本うつ病就労移行支援協会

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2018-05-29

JESD「初」!スキルを評価、病院事務に内定決定!

JESD蒲田の杉崎です。

この度またあらたな内定のご報告です。

 

 

平成29年7月に新横浜事業所でご利用を開始されたSさん。

寡黙な方ですが、実はお話しすると楽しくて大変手先が器用なんです。

勝手に「DIY部長」を襲名させていただき、支援員一同お世話になりました。

(だぶん私が一番お世話になっています。)

 

そんなSさんが、この度大田区蒲田にある病院の事務に内定が決まりました!

そこでこれまでの歩みを振り返ろうと思います。

 

 

就労移行支援事業所を利用するきっかけ

「東日本大震災が起きた年の8月までのおよそ3年半、一般求人での就職活動をしていました。時はリーマンショックの後遺症が残る経済状況。それに加え年齢、病気療養中の空白期間に対する面接での苦慮、震災の影響による採用見送りなどにより、いったん就職活動を断念、というか就職すること自体も諦めていました。」

 

最初はクローズでの就職活動だったんですね。

 

「はい。年齢も40代でしたし、“障害者雇用”っていうものに少し抵抗があったのは事実です。」

 

そんなSさんが、なぜ障害者雇用をお考えになったのですか?

 

「実はある女性の存在がきっかけとなりました。その方はデイケアで一緒だったのですが、18歳でオーストラリアに移住し自宅も構えたという凄い女性。帰国後は大手企業に勤められ、論文翻訳に携わっています。そんな彼女の生き方や考え方に触れ、自分自身が小さく思えたり、自分もこのままではいけないと思いました。前回までの就職活動で病気を隠して面接をする難しさを感じ、障害者枠での就職活動を考えることに決めたんです。」

 

運命を変えた女性の登場…素敵です。

 

「障害者枠での就職活動は全くわからなかったので、横浜市の就労支援サービスを利用しようと考えました。ところが某支援センターを希望するも3週間程連絡がなく、連絡があったと思ったら「だから精神障がい者はダメなんだ。」など非常に辛辣な事を言われ、挙句の果てに断られました。

仕方なく別の就労支援センターに連絡をして、一か月後に最初の面談を受け、利用を開始。4月頃から5か所ほどの事業所を見学。JESDは一番初めに見学した事業所でした。」

 

なんという辛いご体験…。それでも活動を続けるあたりにSさんの本気度を感じます。

 

 

JESDを選ばれた理由

「訓練が集団授業スタイルだったり、朝礼、昼礼、終礼の実施、大声を出して全員の前で反省をするなどの管理型、スーツの着用等に違和感を感じたんですよね。それに比べてJESDは一番オフィスらしくまたその雰囲気が良かったんですよね。対応した職員の人柄も素敵でした。あとは時間管理を含めた自己管理を利用者自身で行う点が良かったです。」

 

JESDでは個別指導塾のノウハウを活かした「個別支援」ですから、集団授業スタイルは取りませんもんね。

 

 

続いてJESDで学んだこと

「直接の学び、とは異なるかもしれませんが、まずは通所するための電車利用。何事もなくできていた時は感じませんでしたが、やらなくなるとこれが実に難しかった…。30歳でマイカー通勤から都内への満員電車通勤に変わった時のことを思い出しました。当時は、慣れるまで3~6か月ほどかかったかなぁ。同じようにたった片道15分程度の時間が永遠とも思われるぐらい長く感じる間は、慣れてないと痛感しましたね。

あと自己管理をする上でセルフケアシートはいい。客観的に自分を見つめ“自分自身への気づき”を促すの効果的です。病状がピークの時って自分自身が今どうなっているのかわからない、病状が良くなっているのか悪くなっているのか客観視できない状況なんですよね。数値による“見える化”は自己理解を深める良い方法ですよ。そのことで“思考の負のスパイラル”への回避になると思います。」

 

おぉ~セルフケアの神髄をよくご理解されておられる!

 

「その他には資格取得ですかね。目標があると「モチベーション」を生みます。目標無しでは努力の継続はできません。MOSは操作方法理解の証明に過ぎないかもしれないけど、資格取得までの努力は自信とか継続力に繋がります。結果はついてくるものですが、一番大事なのは取得までの過程だと思っています。この時間は必ず自分に還元されます。」

 

数々の資格をなんなく取得されてましたね。継続力があるということはバッチリ証明されてます。

 

MOS検定Expert合格!さらにスキルUP!

 

 

「それから同じ目標(目的)を持った人がいることの大切さ。“仲間”というか“同志”なんでしょうか?病院のディケアや生活支援センターのように日常生活を手助けする、居場所を提供するという医療からのアプローチとは方向性が異なります。目標地点は同じはずですが、利用して気がつくのはその温度差ですね。」

 

 

JESDでの思い出

「最も印象深いのは夏祭りかなぁ。まさか事業所内でやるとは思わなかった。それもホットプレートを使って焼きそばをつくるなんて!消防車が来たらどうするねん?っと突っ込みたくなりました(笑)。

それでも無事終わってよかった。食品衛生やら電気の配線容量やら急に話が出たりしてびっくりしましたけど、自分の知識がお役にたててよかったです。」

 

いろいろとご指摘いただいて、本当に助かりました。大汗かきながら焼きそば担当、お疲れ様でした。

 

夏祭りの様子はこちらっ!

 

 

 

就活のご様子

「もともと、1年をめどに就職できればと思って通所開始しました。途中、自身の腰痛や家族のケガなどがあり、プラス3~6か月余計に時間が掛ると考えていました。今年に入って、面接に慣れることも必要であると考え、1月から実際の応募を始めました。支援員の勧めがあったことも後押しされた一つの要因です。以前より、グローズでの就職活動をしていた関係から履歴書、職務経歴書は作成してあったので、それらの書類を基に障害者枠用に必要な部分の加筆、修正で済んだことは助かりました。

2月の合同説明会で結局3社面接を受けました。一日で3社も面接を受けることは、今まで一度もありません。練習としては十二分過ぎました。今までは機械加工やビル管理など特定の業種に絞っていましたが、今回からは業種にこだわらず応募することにしました。まさか病院の求人に応募するとは自分でも考えていませんでした。それでも就職出来てよかった。ホッとしてるっていうのが本音ですかね。」

 

最後に一言

「50代の自分でも、正社員ではないにせよ職に就くことができました。ですから、20代、30代の方はまだまだチャンスがあります。支援員の力を借りてうまいマッチングができることを願っております。そうは言っても、チャンスは何回も来るわけではありません。自分自身を見つめ直し、やりたい仕事やできることを自分の中で整理しておくことが事前にできる準備として大切だと思います。

 

就職は現実であって、夢や希望ではありません。理想は高くもった方がいいですが、高望みばかりでは実現しません。夢や希望がすべてかなえれば一番いいのですが、それができた人は一握りの人しかいません。だからといって、就職を諦めることもありません。背伸びせず、自分の身の丈にあった仕事を見つけていくことが大切だと思います。

 

面接や履歴書などの書類は、練習や支援員の添削指導、自分での修正回数を重ねることでだんだん上達できることだと思います。失敗を繰り返すことで上達できることはうまくなるまで失敗を繰り返してください。本番やここ一番の時に失敗しなければいいだけのことです。誰しも初めて、があります、最初からうまくできる人はいないのです。だから、本来悩む必要がないことだと考えを改められたら、少し気分が楽になると思います。」

 

ご自身の進むべき方向を着実に歩まれたSさん。簡単な道のりではなかったご様子ですが今回の内定は、支援員および他のご利用者様にも大きな喜びと励みになったことは言うまでもありません。

Sさん、これからも定着支援でしっかりサポートさせていただきますので、どうぞご安心下さい。

新横浜でみなさんから激励の言葉と色紙を受け取るSさん。

 

JESD蒲田にて、支援員と就職記念にパチリ♪♪

(やっぱり涙がこぼれたのは秘密です)

 

 

JESDでは利用者の皆さんの「やりたい」を大切にします。

そして利用者お一人お一人に適切な支援や職種を一緒に見つけて参ります。

そして就職後も安心して働き続けられるよう、これからも充実サポートであなたを支えます。

 

※ブログ内の写真及び文章に関しましては、 ご本人同意のもと掲載させていただいております。

 

 

JESD蒲田